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#22【台湾雑記 -出発編-】

  • 7月6日
  • 読了時間: 3分

 えーっと、台湾へ向かう飛行機でこれを書いています。僕らは台北へライブをしに行くのです。いま僕は地に足がついていません。離陸したからです。


 さっきまでいた成田空港では、ベースの臼井が免税店でカートン買いしたアメリカンスピリットを成田空港の喫煙所でビリビリに破いてすぐ吸っていてとてもかっこよかったり、ベースの臼井が空港内のフードコートでリンガーハットデビューをして、初リンガーハットなのにつけ麺を注文していてとてもかっこよかったりしました。

まだ出国もしていないし、臼井は日本人だけど「やっぱ海外って最高だなぁ」と思っていました。


 さて、僕のような貧乏人は当然、格安航空で台湾へと向かいます。成田空港内を移動中、お金持ちが使うターミナル2から、貧乏人が使うターミナル3へと歩いていると、そのあまりに長い移動距離から「俺は歩いて台湾に行くのかな?」と思いました。2→3に向かうにつれてどんどん空港内の装飾が減り、様々な案内カウンターが減り、空港のスタッフが減り、まさか自分は「減りコプター」に乗せられるんじゃないかという気持ちにもなりました。最終的にコストコのバックヤード(見たことないけどね)みたいなエリアの一番端っこのカウンターで、本当にこれで外国に行けるのか不安を感じながら搭乗手続きを済ませました。まぁ、これで飛行機代が安くなってるならいいか。


 そしていま、機内では機長がダンディな声でアナウンスをしています。なんか「台風が近づいてるので揺れると思いますけど、絶対に着陸には影響がないので、絶対に大丈夫です。でもまぁルートはちょっと変更してます。」みたいなことを言っていて、すこし不安になりました。その後「なんといまは岡山県の上空です。」と余計なことを付け足していました。そのくせ英語バージョンのアナウンスの時には、英単語が出てこなかったのか20秒くらい沈黙してました。たぶん今回の機長は英検5級で飛行機無免許です。けどまぁ、それで飛行機代が安くなってるならいいか。


 僕はこれまでに何度か台湾旅行をしたことがあるのですが、ライブをしに行くのは初めてです。外国のライブハウスに行くこと自体初めてなので、とてもワクワクしています。数日前から、台湾気分を高めるためにテレサテンをずっと聴いていました。テレサテンの曲は、有名なものは少し聴いたことがある程度でしたが、せっかくなのでなにか歌えるようになりたくて「時の流れに身を任せ」をずーっと聴いていました。中国語版のタイトルは「我只在乎你」というそうです。家で日本語版と中国語版を繰り返し聴きながらギターを弾いていると、なんだかすごくやりづらい。きちんと調べてみると、バージョンによってキーが違うことがわかりました。せっかくなので中国語版に限定して、少し練習しました。練習で聞いているうちに結構まじで好きになってしまい、機内でも事前にダウンロードしたテレサのベストアルバムを聴いています。最高だ。


 今回の飛行機は、機長が無免許な代わりに機内食が出るらしく、メニューには「キンパ」と書いてありました。ただ、何時に出てくるのかが不明です。そもそも深夜の便だし、台湾は時差もほぼないので、今回のフライトには食事に適した時間帯など無く、少し不安です。この不安により飛行機代が安くなっているとは思えないので、ただただ不安です。熟睡していて機内食を食べられなかったら、とても損なので、機内にはかなり緊迫感(キンパくかん)があります。キンパはまだ来そうにありません。


 深夜のせいか、気圧の変化せいか、くだらない事しか考えられなくなってきたので、一旦寝てみようと思います。おやすみなさい。台湾雑記の第一話でした。(二話以降はあるのかな?)

 もし読んでいて何か思うことがあったり、書いて欲しいテーマがあるという方は、このHPの問い合わせフォームからお気軽に送ってみてください。書けたら書きます。

 
 
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